レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ、二人の巨匠は「芸術対決」はもちろんのこと、「孤独さ対決」においても双璧かもしれません。
歴史の中で静かに語りかけてくる孤独な芸術行為に少しでも光をと思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、自画像、1515年頃、紙、サンギーヌ、デッサン、33,3×21,3cm、トリノ、王立図書館

ミケランジェロ、ニコデモとしての自刻像、ドゥオーモのピエタ(部分)、1550〜55年、大理石、高さ226cm、フィレンツェ大聖堂美術館

レオナルド・ダ・ヴィンチ、女性の頭部(大天使ウリエル「岩窟の聖母」)、1483年頃、銀筆、紙に鉛白、デッサン、18,1×15,9cm、トリノ、王立図書館

ミケランジェロ、レダの顔の習作、1530年頃、紙、サンギーヌ、デッサン、35,6×27cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館デッサン・版画室